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笹倉 浩
Journal of the Physical Society of Japan, 54(5), p.1769 - 1781, 1985/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Multidisciplinary)不均一スワール流について、不安定モード(m,k)の複素角位相速度は、直径b-a+(-)||、中心の座標{(b+a+(+))/2,0}の半円C()の中に存在しなければならぬことが示される。ここで、a,b及び,は回転速度及び軸速度の下限と上限である。は波数比k/mである。すべての不安定モードの角位相速度の範囲は、2つの半円C()とC()並びに接線tとt(若し接線が存在するならば)とに囲まれた、上半面における総領域として作図される。ここで、tはC(O)とC()との接線を意味する。比の最大値と最小値は不安定条件から決定される。回転による成層、レイレイ・シンジの判別式及び軸方向流の諸効果が組み入れられるならば、半円は半楕円に変形される。